中途入社したブラック企業を2ヶ月で辞めた話【前編】
これは通勤に片道2時間半かけ、毎日残業&給料が全く上がらない会社に嫌気が差し、地元の企業に転職した時の話です。
一番最初の転職の時は、離職後の転職活動だったので相当苦労しました。
次はそうならないように、「在職中に次の会社を決めてから辞めよう」と目標を立てていました。
ちなみに内定をもらったのは不動産の総務です。
当時は年収を下げてでも通勤時間を減らすことを最優先にしたかったんです。
「通勤時間が短ければ残業も辛くないぞ!」なんて甘い考えでした。
1. 入社初日
出勤してフロアに入った瞬間に違和感が。
タイムカードがない。
正直言葉を失いましたが、その時は「タイムカード以外で管理されているんだろうな。」と考えていました。
残念ながら社員の勤怠時間を管理する仕組みは存在しませんでした。
すぐに上司から業務の説明兼、引き継ぎが始まりましたが、求人に書いていない内容ばかり…。
お昼休憩の時間にも食事を中断して来客対応をしていました。
前任者からの「私もやってきたんですよねー。」に苦笑いで頷くことしかできませんでした。
2. 一週間で絶望した
一週間で朝の流れが見えてきた。
出勤してすぐに全員で社内清掃。
その後の朝礼では
・部長スピーチ
・社員スピーチ
・社長の一言
・経営理念唱和
基本的にこの繰り返しでした。
やらなければいけない仕事が山積みだったので、朝礼で30分削られるのが無駄で本当に嫌でした。
しばらくして、インターンシップの受け入れが始まり、何を血迷ったのかインターンの学生に作業指示を出すように言われました。
基本的な業務の流れを一通り教わっていない状態で何を指示するんだよ…!?
ちなみに、一ヶ月経過しても引き継ぎは終わりませんでした。
3. 備品管理(非効率)
総務だったので社内の備品管理も担当していましたが、備品の購入に対して本当にシビアでした。
朝礼後に部長に備品購入ノート(手書き)を見せて、「本当に必要な物なのか」を説明して、許可が得られればア〇クルで購入をする運用でした。
「必要じゃなければ買うわけないだろ!」と言えなかったのが心残りです…(笑)
理由はわかりませんが、必要最低限しか購入の許可が下りなかったので、在庫の管理が難しく、確実に足りなくなるとわかった時は上司に相談して部長を通さず追加購入をしていました。
3. 長時間残業(サービス)
内定が決まった後で部長に「うち残業代出ないからねー。」と言われて、そこでやっぱり内定辞退しますと言えませんでした。
今考えると悪意を持って内定後に言ったんだろうなーと思ってます。
残業代の支払いが不要なので働かせ放題。
毎日22時過ぎまで残って、書類整理や雑務処理に追われる…。
休日出勤して喜んでいる上司が変態にしか見えませんでした。
思い返せば定時で帰ったのは初日だけだったな…。
きちんと勤怠管理をしていなかったので、正確な残業時間はわかりませんが、単純計算で80時間は超えていました。
20時過ぎに団地でポストにチラシを入れている時は「この会社頭悪すぎ…(笑)」と絶望していました。
4. 平均勤続年数
総務だったので、社員の入社・退社に関する情報を見る権限があったので、よく見ると
勤続五年以上の社員が全然いない。
それどころか一日で退職している人もいるじゃないか…。
入社時の年齢が高い人ばかりだったので、周りはベテランにしか見えなかった。
離職率半端ねぇ…(汗)
有給消化も酷い有様でした。
ここまで見てくれてありがとうござまいした。
本当に素敵な会社でした!(棒読み)
後半に続きます。