中途入社したブラック企業を2ヶ月で辞めた話【後半】
前回記事の続きです。
1. 飲み会
上司「部長が飲みに行くから行くぞ!」
こんなお誘いが最低週1回。
「今日は月曜なんだけどな…。」
仕事を途中で強制的に終わりにさせ、部長お気に入りのお店に移動し、部長と上司から仕事の武勇伝を聞かされ23時過ぎに解散。
家に着くころには疲労困憊でぐったり。
「こんなつもりじゃなかったんだけどな。」
この頃は転職したことに対する後悔が芽生えていました。
2. こんな環境では働けない
そんな状態が二ヶ月を過ぎた頃から急に仕事に集中出来なくなりました。
この後何をすれば良いのか、どこまで仕事を進めていたのか”わからなくなる”状態に。
「仕事内容のギャップ」、「長時間拘束による疲労」が重なり、精神的におかしくなり始めていました。
コンディションが最悪な状態で仕事が捗るわけもなく、段々業務が滞るようになっていました。
提出期限が過ぎそうな書類を無理矢理処理することでなんとか手を動かしていましまが、正直限界でした。
この環境で仕事を続けるメリットが全く感じられず、上司に「もうこれ以上続けられないので退職したい。」と打ち明けました。
「今更そんなこと言うなよ。」的なことを言っていましたが、その頃はどうでも良くなっていたから自分の伝え痛いことを伝えた後は無視していました…(笑)
翌日部長と面談になり、「業務内容を見直すから、もう少し頑張ってみてくれないか」と引き止められました。
まさか引き留められるとは、思ってもみなかったので空返事しか出来ませんでした。
3. 社長の発言
社長室は他の社員から中が見える作りになっているので、誰と話しているのか丸見えの状態です。
そんな社長室から
「てめぇ!何やってんだ!馬鹿野郎!」
外から丸見えの部屋で怒鳴り散らしてるので、誰が怒られているのか他の社員から筒抜け。
そんな光景を何度か見かけましたが、周りの社員は平然と仕事を続けている。
これは特別な光景じゃないのか。
その社員がどんなミスをしたの知りませんが、この時に初めて社長は普通じゃないんだと認識しました。
しばらくして、朝礼時の忙しい時に社内でシステムトラブルが発生しました。
すぐに対応しないといけない内容だったので社内を走り回っていました。
階段で社長とすれ違った時に咄嗟に社長よりも高い位置から挨拶をしてしまった時でした
「お前!何やってんだ!非常識だぞ!」
その時は平謝りでしまが、自分の中に色々な怒りが込み上げてきて、完全に切れてしまいました。
こんなクソ企業で働けるか!!
通期時間は減りましたが、サービス残業だらけで帰宅時間が前職よりも遅くなるのであれば、ここで働くメリットはなにもありません。
再度上司に「これ以上は耐えられないので仕事は今日限りにさせて下さい。」と報告し、部長との面談で「何があっても続ける気はありません。」と伝えました。
流石にこれ以上は引き留められないと判断したのか、これ以上は何も言ってきませんでした。
上司に最低限の引き継ぎをし、その日限りで退職しました。
4. 後日談
退職したことで気が抜けたのか、急に体調を崩し高熱に。
こういう時の嫌な予感は高確率で悪い方に当たるもので、通院して検査をしたらインフルエンザ陽性反応。
保険証を返却した後だったから100%自己負担で1万円くらい掛かりました…。